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『FF14を始めようと思うんだけど……。』
という話を聞いたり、現役のプレイヤー視点としてFF14について聞かれる事も多かった。FF14の拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」の発売も1ヵ月後に迫り、FF11の終焉も見えたので、その影響かなぁ……と、思います。なので、ついでに、ここで書いてみようと思います(´・ω・`)
今回は、そんな人のための記事:ハードウェア編です。
つづきからどうぞ。
まず、初歩的ですが、なにが必要なのか?
PS3 or
PS4 or
Windows or
MAC OS(6月23日以降)
こちらの
4機種のみになります。
前者2つは、SONY製家庭用ゲーム機ですね。
後者は、OSの違いはありますが、パソコンです。
当たり前ですが、旧世代機となる……
最後までFF11を支えてくれたPS2やXBOX360は
サポート外です。
そして、
ここ重要。
Microsoft製、最新型XBOXである"ONE"
当然サポートされてるだろう、と思い方もいるとは思いますが、現状サポート外、です。スクウェア・エニックスとしてはFF14をXBOX-ONEで販売したい考えではあるようですが、ネットワークの仕組み(有料)のため、それを回避したいスクウェア側とMicrosoft側で意見が合わず、許可が下りていません。拡張ディスク発売に合わせて発表もなかった事を考えるとまだ先になるか、あるいは今後も販売自体がない可能性も否めません。
PS3、PS4、Windows、MAC OS : 〇
PS2、XBOX360、XBOX-ONE : ×
では、話を戻しましょう。
ですが、XBOX360と同世代機であるPS3がサポートされてるのに、なぜXBOX360がサポート外なの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、こちらもおそらくXBOX-ONEとの話がうまくいかなかったため……と言うのもあると思います。SONYは、PS4でも販売する事が確実だったため、販売後にPS4に移行していただく事を前提にサポート内に入っています。そのため、他3機種と比較すると制約が多く満足なプレイが出来る環境とは言えません。
Apple製のMAC OSにも、6月23日発売開始の拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」からサポートが開始されます。ですが、パソコン自体が性能の割りに値が張るため、これから始めたいという人にとっては候補としては少し外れてしまうかもしれません。
となると、実質、PS4あるいはWindows PCのどちらかを購入、あるいは既に所有している場合、このどちらかを選択しプレイする事になります。
そして、もう一点。
FF14の推奨画面解像度は、
1920×1080サイズです。
近年のテレビやモニターは、大方このサイズ(最近この倍のサイズが販売されてます。)ですが、何年も買い換えてない場合は、利用している物の画面解像度の確認をしっかり行いましょう。インターネットで「モニターの型番+解像度」のワードで検索すると一発で判明します。
では、そろそろ本題に入りましょう。
価格やメリット、デメリット、思いつく事を並べてみます。
・PS4 HDD500GB CUCH1100型
5/26現在の最安値:
39,000円前後
・メリット
安価でとにかく簡単に始める事が出来る事。
電気代がパソコンと比べて低く、発熱も低め。
安く仕上げてしまったパソコンより安定&画質が綺麗。
VITAがあれば、どこからでも遠隔操作が可能。(戦闘を除く。)
・デメリット
USBキーボード/マウスが利用可能だが、やや反応が遅いとの声もある。
同時にインターネットで、情報収集等をするのが煩わしい。
ゲーミングマウス等のコアな製品は使えない。
所謂便利ツール等の類は、使えない。(微妙に規約違反)
・Windows PC(推奨PC最安値)
G TUNE / NEXTGEAR-MICRO im550SA8-FF14
5/26現在の価格:
94,800円(税別)
・メリット
FF14を起動しながら、ネットを行い情報収集等が容易に可能。
パソコン性能などを自分で選択する事も可能、後から増築も出来る。
お金さえかければ、画質でPS4に負ける事はない。(拡張以降)
描写技術が変わり、画質が綺麗になる場合がある。
便利ツール等の類が、存在する。ダメージ計測など。(微妙に規約違反)
・デメリット
妥協して組み上げると、安定性・画質でもPS4に劣る事になる。
消費電力がゲーム用パソコンは高く、発熱性が高くなり気味。
FF14をプレイするために購入するには、高い買い物になる。
なんか、PCでゲームとか……オタク臭が漂いがち(´・ω・`)だが、気にしない。
では、皆さんも気になるであろう画質について……
おかわりいただきたいだろうか?
おわかりいただけただろうか?
PS3が、明らかにボヤけているのは
一目瞭然である。
では、本題のPS4とPCの画質をよく見て欲しい……おわかりいただけただろうか?差がわからない。っていうか、よく見ると光の描写がPS4のほうが綺麗なんぢゃないか?という疑問がでてくるレベルである。特に唇に注目すると差がわかる。PS4の描写のほうが、艶やかである。
だが、これらの画像は全て最高品質に設定した場合の話であり、PCを購入時に特にグラフィックボードを妥協すると最高品質に設定するのは厳しいため、画質・安定性の面でもPS4に軍配があがってしまうのだ(´・ω・`)
だが、これはもはや過去の話です!
現在のWindows版は、FF11より一世代後の描写技術を採用しています。これが、6/23日の拡張ディスク発売からWindowsには、より最新の描写技術が適用されます。上記比較で、PS4とPCの描写がほぼ同一(光の描写でPCが劣って見える?)なので、この先は、拡張ディスク後のPS4とPCの画質の比較と脳内変換してください。
左:従来の描写 右:新型の描写
おわかりいただけただろうか?
従来では描写しきれなかった、バケツもこの通り鮮明になった。ということではなく、よく足元を見て欲しい(´・ω・`)石畳の凹凸が、はっきりしているのがわかると思う。
左:従来の描写 右:新型の描写
床の反射や、影の表現が格段にあがっている。上で述べたように、今まで光の描写で劣っていた感があるパソコン版は、このように進化する事が決まっています。
だが、待って欲しい。
描写技術が変われば、要求スペックもあがる事を忘れないで欲しい。この新技術を採用したクライアントを動かすには、上記で紹介した最安値の推奨パソコンよりも、さらに良い性能のパソコンが必要になるという事を忘れないでいただきたい。
それらを安く仕上げるなら、メーカー製パソコンではなくパーツを個々に購入して、自分で組み上げて少しでも安くするしか方法はありません。なので、自作できる方向けに推奨スペックも載せておきます。
メーカー推奨環境 (最新の最高品質で快適に動かしたい人用)
OS:Windows 7 64bit
CPU:Intel Core i5 2.66GHz (i5 3.5GHz)
メモリ:4GB以上 (8GB以上)
ハードディスク容量:30GB以上の空き容量
GPU:NVIDIA GeForce GTX660、AMD RADEON HD7950 以上
(NVIDIA GeForce GTX970以上)
このベンチマークソフトで、5000点以下だった場合、最高品質に設定するのは正直厳しいです。5000~7000でも最高品質では動作しますが、快適かと問われたら首を傾げてしまうかも知れません。だいたい、10000点あたりがボーダーラインで最高品質でも快適に動作が見込めるレベルになるかなと思います。そのボーダーラインを突破できるのが、GeForce970以上になると思われますが、グラフィックボード単体価格で安くても4万円前後です。さらに上のGTX980となると、7万円前後になります。
6/23日もPS4同等の描写で良い、というのであれば、現状販売されてる製品だとGTX750tiあたりが能力から考えて下限あたりになるかと思われます。
結論から言えば、熱意によって選択を。
PS4で安価に済ませる選択も良い選択ですが……もし、それでは飽き足りない、現状の最高品質で世界を旅したい!なんて衝動に後から駆られても、どうしようもありません……。さらに投資してパソコンを買うしかありません。PCを安く仕上げて買ってしまった……最高品質にしたら動作が厳しいけど、やってみたらすごく綺麗で最高品質で動かしてみたい。なんて場合も、グラフィックボードを交換する選択肢はありますが、追加出費は免れません。
なら、最初から全力投資する!!……なんか、やりたいゲームぢゃなかった……orz なんて、事もありますから、どれが一概に良い選択だ。とは言えません(´・ω・`)
ただ、今これFF11のプレイヤー向けに書いてますので、最大のメリットとデメリットについても記載しておきたいです。PS4を購入した場合「FF11はプレイできません。」、PCを購入した場合「FF11も来年の3月以降もプレイ可能。」です。
では、良い選択を(´・ω・`)ノ
今回はハードウェアの面でのお話をさせて貰いました。
次回は、ソフトウェアの面でお話をさせて貰おうと思います。
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